Q:証拠金維持率って300%ぐらいで安全圏といえるレベルなの?
A:それは各自の想定する「安全圏」の定義によります。
例えば1米ドル100円とするとレバレッジ25倍で建玉必要証拠金は4万円、維持率300%だと実効証拠金は12万円必要となります。
強制ロスカットの判定ライン(※各社によって異なります)が維持率100%だとすると「8円逆行するまで耐えられる」ことになります。
この「8円逆行するまで耐えられる」状態が「安全圏」であるかどうかは各自の判断による、というわけです。
スキャルパーやデイトレーダー、スイングトレーダーならば8円も逆行するケースは滅多にないので安全圏と言っても差し支えないと思いますが。
(スイスショックや、EU離脱を問う英国民投票などはこの限りではありません)
米ドル円がこの1年足らずで20円も動いた事実を見れば長期保有を行う投資家にとっては安全圏ではないことがおわかりいただけると思います。
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